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執筆者の写真Saori Fujiwara

気功師のコロナ体験記 

更新日:2022年8月27日





コロナにかかりました。

健康を売りにしている気功講師が…💦


せっかくですので、個人の体験の一つとしてシェアします。


氣は、感染症において、感染源の侵入を防ぐこと、

万が一侵入したとして、それを追い出す働きをします。(詳細は「コロナに負けない身体でいよう」へ)


なので、感染源を避けるのと同じくらい、普段から氣を増やすことが、

感染症には有効であると言われています。


でも、私の氣のバリアが弱かったのか、ヤツは入ってきた。


マスクを外して観光地の温泉に浸かって、感染源を招き入れたからか… 予定をギューギューに詰め込んで、睡眠不足が抵抗力を落としたからか…

避けられるリスクを避けていなかった。という落ち度には思い当たるものがあります。

が、幸い身体の中では、正氣が邪氣を追い出してくれたようです。 発熱中は解熱剤も服用せず、体内の抵抗力、修正力を応援しました。

氣を応戦に集中させるために、熱の出ている2日間は、絶食して水分補給しながら、

氣力をつけ肺の炎症を抑える漢方薬だけを飲んで過ごしたのです。


お陰様で2日で熱も下がり、頭痛も筋肉痛もなくなりました。 喉がすっきりしないのは10日ほど続きましたが、

熱が出た後の倦怠感はいつものことだし、特に気になる後遺症はありません。

でも舌を見る限り、確かに氣は消耗していました。

だからか髪も普段より抜けました。(髪に影響を与える腎の氣が元々弱いです。)

そして、やたらと眠くて、お腹がすく。

氣を増やしたがっている身体のニーズだったのでしょうか。


こういう時は身体の言い分にしたがった方がいいですね。

たっぷり寝て、自炊して栄養を摂り、せっせと気功して過ごしました。



結果から言うと、私の場合は、何年かぶりの風邪で終わりました。

が、発端は大流行中の感染症。診察も受けなければいけないし、

自宅療養期間中は、保健所からも1日2回の安否確認があります。


症状は同じでも、取り巻く環境は明らかに普通の風邪ではないので、

「いつか重症化するのではないか。」と、重症化率をチェックしたりしました。



実際かかってみて思ったのは、 「かからない」ことだけでなく、「かかったら」も想定して準備しておくこと。

かかってからの不安が大きく減ります。


わたしの場合は抗原検査キットも、かかった時に飲む薬も準備しておいたので、

「さあ来た。」って感じで療養に専念できました。


たまたま食糧や生活用品もありましたが、「必要なものがあったら届けるから」

といってくれる友人の存在はとても心強かったです。

何かあった時に助け合う関係を作っておくことは大事ですね。


そして情報に振り回されないことです。

感染者が何人になろうと、どんな症状や後遺症が報告されようと、

それをそのまま自分が体験するかのように受け取り、

わざわざ抵抗力を下げる必要はありません。


中医学では、心配事は消化器系、恐怖は腎系を弱めると言われています。

不安になる情報に浸ってる場合ではなく、その時間と労力は、

そうならないように備える方に回すのが、得策です。


厚労省のデータによると、

60歳未満の重症化率は、コロナ0.03% インフルエンザ0.03%

60歳以上の重症化率は、コロナ2.49% インフルエンザ0.79%


わずかではありますが、インフルエンザで命を落とした人もいます。

「風邪をこじらせて…」という話も確かにあるので、もちろんリスクはあります。

が、数字を見る限り、報道量と比例して、必要以上に不安になる必要はなさそうです。

事実を把握した上で冷静になり、自分の体調と生活を見極め、養生することに尽きます。


私の教室には、基礎疾患のある方も通っていらっしゃいますが、

みなさん元気に過ごしていらっしゃいます。

ご自分の経験を通して、自分の健康は自分で責任を持ち、

管理する能力をお持ちなのです。


睡眠、栄養、無理しない…普段の生活でできることはいっぱいあります。

コロナを普通の風邪で終わらせるための対策、是非やってみてください。


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