コロナにかかりました。
健康を売りにしている気功講師が…💦
せっかくですので、個人の体験の一つとしてシェアします。
氣は、感染症において、感染源の侵入を防ぐこと、
万が一侵入したとして、それを追い出す働きをします。(詳細は「コロナに負けない身体でいよう」へ)
なので、感染源を避けるのと同じくらい、普段から氣を増やすことが、
感染症には有効であると言われています。
でも、私の氣のバリアが弱かったのか、ヤツは入ってきた。
マスクを外して観光地の温泉に浸かって、感染源を招き入れたからか… 予定をギューギューに詰め込んで、睡眠不足が抵抗力を落としたからか…
避けられるリスクを避けていなかった。という落ち度には思い当たるものがあります。
が、幸い身体の中では、正氣が邪氣を追い出してくれたようです。 発熱中は解熱剤も服用せず、体内の抵抗力、修正力を応援しました。
氣を応戦に集中させるために、熱の出ている2日間は、絶食して水分補給しながら、
氣力をつけ肺の炎症を抑える漢方薬だけを飲んで過ごしたのです。
お陰様で2日で熱も下がり、頭痛も筋肉痛もなくなりました。 喉がすっきりしないのは10日ほど続きましたが、
熱が出た後の倦怠感はいつものことだし、特に気になる後遺症はありません。
でも舌を見る限り、確かに氣は消耗していました。
だからか髪も普段より抜けました。(髪に影響を与える腎の氣が元々弱いです。)
そして、やたらと眠くて、お腹がすく。
氣を増やしたがっている身体のニーズだったのでしょうか。
こういう時は身体の言い分にしたがった方がいいですね。
たっぷり寝て、自炊して栄養を摂り、せっせと気功して過ごしました。
結果から言うと、私の場合は、何年かぶりの風邪で終わりました。
が、発端は大流行中の感染症。診察も受けなければいけないし、
自宅療養期間中は、保健所からも1日2回の安否確認があります。
症状は同じでも、取り巻く環境は明らかに普通の風邪ではないので、
「いつか重症化するのではないか。」と、重症化率をチェックしたりしました。
実際かかってみて思ったのは、 「かからない」ことだけでなく、「かかったら」も想定して準備しておくこと。
かかってからの不安が大きく減ります。
わたしの場合は抗原検査キットも、かかった時に飲む薬も準備しておいたので、
「さあ来た。」って感じで療養に専念できました。
たまたま食糧や生活用品もありましたが、「必要なものがあったら届けるから」
といってくれる友人の存在はとても心強かったです。
何かあった時に助け合う関係を作っておくことは大事ですね。
そして情報に振り回されないことです。
感染者が何人になろうと、どんな症状や後遺症が報告されようと、
それをそのまま自分が体験するかのように受け取り、
わざわざ抵抗力を下げる必要はありません。
中医学では、心配事は消化器系、恐怖は腎系を弱めると言われています。
不安になる情報に浸ってる場合ではなく、その時間と労力は、
そうならないように備える方に回すのが、得策です。
厚労省のデータによると、
60歳未満の重症化率は、コロナ0.03% インフルエンザ0.03%
60歳以上の重症化率は、コロナ2.49% インフルエンザ0.79%
わずかではありますが、インフルエンザで命を落とした人もいます。
「風邪をこじらせて…」という話も確かにあるので、もちろんリスクはあります。
が、数字を見る限り、報道量と比例して、必要以上に不安になる必要はなさそうです。
事実を把握した上で冷静になり、自分の体調と生活を見極め、養生することに尽きます。
私の教室には、基礎疾患のある方も通っていらっしゃいますが、
みなさん元気に過ごしていらっしゃいます。
ご自分の経験を通して、自分の健康は自分で責任を持ち、
管理する能力をお持ちなのです。
睡眠、栄養、無理しない…普段の生活でできることはいっぱいあります。
コロナを普通の風邪で終わらせるための対策、是非やってみてください。
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